サーフと波は切っても切れない関係がある

特に遠浅サーフでは、波の影響は大きく、波によってヒラメの狙うポイントも大きく変わる

波の高さとヒラメの関連性、狙うポイントなどについて解説したいと思う

サーフに関係する波

サーフに波が入る要因は以下のような事が多い

  • 海上を通る低気圧や台風
  • 気圧
  • 風の向き

この中でも、低気圧や台風が最も影響が大きく、台風が沖目を通ったり接近するようなタイミングでは釣り自体を自粛しなければならない

低気圧が通る=曇りや雨になる天気だが、この場合も間違いなく波が高くなる

気圧は単純に考えて低気圧が居る状況なら波が高くなる、高気圧が居る状況なら凪になる

風の向きは、サーフに向かって吹く風向きの場合、その日というよりは、数日後に波が高くなったりする

上記のような要因が、複合的に重なって、波の高さが変わる

天気予報の風向きとサーフでの風は違う場合も多く、実際は現場に行ってみないと分からない事もあるため、釣行日にサーフに立った時の波を見て判断する事になる

サーフで起こるいろいろな波の種類

「波がある」状況とは?

波が低い、凪、というのは見ての通りだが、どういう波の高さが「波がある日」という感覚になるか

私の判断は、波の高さが1mあれば「今日は波がある」と判断する

波の高さは、下図の通り、波が一番低い位置から高い位置までの高さを言い、これが1m以上で「波がある」と考え、その状況に合わせた判断をする

1mの波は、非常にいいと考える

この程度の波が安定した流れを生み出し、ポイントも絞りやすくなる

「波が高い、荒れている」状況とは?

これも感覚的なものにはなるが、波の高さが1.5mまでは「ちょっと高めの波がある」くらいになり、それを超えると「荒れている」と判断する

波が2mを超えると、サーフに立つと足元が洗われて、相当下がらないと立てない状況も多い

辞めるか辞めないか、微妙な判断を強いられる状況とも言え、この時に誤った判断をし、波打ち際まで行こうものなら、あっという間に大波で足元が取られ、大惨事になる可能性もある

この状況で釣れるポイントはかなり限られてくる

波は高いが足元が洗われていないような場所があれば、そこが狙い目になる

波の高さ別、ヒラメの狙うポイント

波の高さによって、ヒラメの着き場は大きく変わる

ここを外すと、全くと言っていいほどヒラメが釣れない時もある

  1. 波が小さい
  2. 波がある
  3. 波が強い荒れ時

遠浅サーフでよくある波の状況別に、狙うポイントを解説したいと思う

凪の場合のヒラメのポイント・狙い目

凪の場合は、少しでも流れのある場所がポイントになる

遠浅サーフの場合、かなり沖までウェーディングで歩いて行ける時もあるが、波がほとんどない時だけウェーディングするようにしている

マウントからの流れを探しながら、かなり小さなポイントを叩いていく事も多く、狭いポイントを叩く場合は、あまり粘る必要はない

足元のポイントよりも、少しでも沖目の深い場所を探して行こう

条件としてはあまり良くないため、大きなヒラメは期待できないが、40cmのヒラメサイズが出ればOKくらいに考えておこう

マゴチの場合は、この状況でも60cmオーバーが普通に釣れるため、油断は禁物だ

ルアーの動きも見える事も多いため、色々なルアーをキャストし、その動きなど特徴を確かめながら釣りをするのも面白い

波が小さい場合のヒラメのポイント・狙い目

凪ほどではないが、波が1mもない、穏やかな波の時も、凪とほぼ同じ狙い目になる

マウントに入る波が流れを作り出す場所を狙い、細かい場所を叩きながら移動しよう

パッと見た範囲で一番流れが強く出ている水深のある流れ(離岸流)に集まる傾向があるため、細かく叩きながらも、少し大きめの移動をしながら大きな流れを見つけてみよう

波が小さい時は、良い流れが出るのが1ヶ所だけ、という時も多いが、運が良ければそこで連発する

私自身も、昼前の時間帯に緩やかな流れが1ヶ所だけ出ている場所を見つけ、70cm前後のヒラメが連発した経験がある

特別悪い状況ではないが、ポイントの見極めが重要な状況とも言える

波のある日のヒラメのポイント・狙い目

最も釣れる最高の条件になるのが、波が1m程度の波のある状況だ

離岸流も出やすく、ポイントも見た目で分かりやすい事も多い

波のある日は、波が断続的に入る場所が大体決まっている

常に波が入ってくる場所を見つける事が肝心で、まずは波の状況を見ながらルアーをキャストする事から始めよう

断続的に波が入ってくる場所があれば、その両脇は必ず反転流が発生し、流れになり、離岸流を生み出す

スリットの向きやマウントの大きさによって、その流れ(離岸流)の向きが真横になったり斜めになったりするが、どちら向きでも安定して流れていれば有望な狙い目になる

この場合は、流れや離岸流も数m、数十mという比較的規模が大きくなりやすい

怪しい流れは左右に細かく動きながら、1度通すだけでなく、何度も往復するようにしよう

特に安定した流れに波がぶつかるような1級ポイントが出やすい状況になるため、常に波と流れを注視しながらランガンするようにしよう

管理人の小言管理人の小言

サーフヒラメでは、ルアーのリトリーブ中はきょろきょろよそ見をしながらでOK
その1投に集中するよりも、周りの状況を見る事を優先しよう

波が強い荒れている状況でのヒラメの狙い目・ポイント

まず、波が強くて荒れている時は、釣り自体が可能である程度、という最低限の判断はしっかりしよう

波が強い時に気を付けるのが、立ち位置で、足元まで波が来るような状況なので、安全を重視した立ち位置を決める事が優先

遠浅サーフの場合は、必ず小高く盛り上がった場所があるので、そこが中心になる

その小高い場所から低い場所に波が流れていくため、狙うポイントもその流れ中心になる

かなり波も流れも複雑で、何百回投げようと、同じコースを通る事はないため、いかに同じ場所から何度も何度もルアーをキャストする根性があるかがカギになる

あまり左右にランガンできる状況でもなく、かなり一発屋的な魚を狙う事になる

波の入り方が激しいと、サーフでも狙えるポイントがかなり少ないが、運が良ければ大物に当たる事もある

実際は、日中でもヒラスズキが出たりするが、マゴチも濁りや荒れに関係なく釣れる

荒れ=大物、という式はヒラメにも成立するが、何度も言うように、絶対に無理はしない事

波を見て、実際にサーフに立って、少しでも「怖い」と感じたら、迷わず諦めよう

まとめ

波を見てパッと状況を判断して、狙うポイントが絞れるかどうかもヒラメのヒット率を上げる鍵になる

何度も通っているうちに、自分なりの好条件が見つかるはずなので、波による狙い目は、絶対に適当に考えないようにしよう