何も考えずに遠浅サーフを眺めると、ただただ波が入り、波が出る、単なる風景にしか見えない

ヒラメを釣るためには、その単なる風景から、いかに怪しい場所を見つけるかがヒラメを釣る大きなポイントになる

何かしら、周りとの差がある場所が、ヒラメの潜むポイントになり、それをパッと見で見つけられるかも、釣果の差になる

その怪しい場所を見つける、他と違う何かを探し出すポイントを3つ紹介したいと思う

周りと違いの出るところがヒラメの釣れる 3つのポイント

1 水深の差

少しでも深い場所を探す

遠浅サーフでは周りより浅い場所にヒラメがいる事は少ない

よっぽどベイトが湧いてるような好条件なら別ですが、普通は少しでも深い場所にいます

例えば、ぱっと見て10m範囲を探る場合、その範囲内の一番深い場所を重要ポイントと考えます

暗く見える場所が深い場所

遠浅サーフは濁りがないクリアな水質の場合、底が見えます

白く明るく見える場所は浅い

逆に、黒く暗く見える場所は、周りより深い

丸く深い場所もあれば、横長に深い場所もあります

1m四方程度の小規模でも、数m以上の大規模な場合もあります

とにかく、明るい場所と明るい場所の間に点在する暗い場所を探します

波がどんと立ち上がる場所

ある同じ場所は、波が入るたびにドンと波が立ち上がる

そういう場所は、波が立つ手前から浅くなって、その浅場に波が当たって立ち上がります

という事は、その立ち上がる前の場所は、立ち上がる場所に比べると深い事になる

特に、波があまりないような時に探すポイント

これも、1m四方の小規模なものもあれば、数m、数十mと続く場所もある

長く続く場所は、かなり大規模なカケ上がりがあり、時間を掛けて叩くポイントでもある

スリット(溝)が走る場所

上記の見た目が暗い場所が長く見える、波がどんと立ち上がる箇所が横に長い

という場所には、横方向や縦方向、斜め方向にスーッと溝が走ってると考える

俗にいう、スリット(溝)と呼ばれるヒラメの狙うべき重要ポイント

少し難しくなるけど、波が入っても必ず同じ方向に流れが出る場所がある

そういう場所は、かなり深くスリットが入っており、絶好の狙い目

深く長いスリットがあれば、その周辺のヒラメは間違いなくそこへ溜まる

 

2 流れの差

強い流れが緩くなるポイントにヒラメあり

強い流れが何かの要因で緩くなるポイント

これは、ヒラメというよりも、ベイトを待ちやすいという場所

沖からの波と岸辺からの流れがぶつかるようなポイントは、流れが緩み、モヤモヤっとした感じになる

抽象的な表現ですが、このモヤモヤが分かると分からないでは釣果に差が出る

モヤモヤ・・・どうか経験を積んで理解してください(笑)

緩い流れだけが出ているポイント

周辺は静かなのに、ゆっくりと一定方向に流れが出てる場所

これは、波によって岸辺に運ばれてくる水が溜まる場所で、ベイトも溜まりやすい

ワンドになった地形で、岸近くがある程度水深がある場合に発生しやすい

日が昇ってもヒラメが依存するような場所で、ベイトが少しでもいたらヒラメの可能性は上がる

離岸流は流心を外して脇を狙う

サーフヒラメでは最初に思い浮かべるであろう離岸流

響きも良い、思わず口にしたくなる言葉(笑)

岸からまっすぐの矢印を図にして、これが離岸流でポイントです

という紹介をしてるサイトの管理人は、脳内名人である可能性が高い

離岸流は一番難しいポイントであり、絶対にヒラメがいるポイント

離岸流は流心を狙わずに、流心の脇の反転流を狙う

これは、川釣り経験者ならイメージがしやすい

川には瀬があり、瀬の脇を狙う事が多い

それと全く同様

もちろん、流心にもヒラメはいるけど、そのヒラメに口を使わす事は初心者には難しいし、実際、離岸流の中心よりも流れが緩くなる箇所にヒラメは多い

流心を外して脇を狙う事は、効率も良く釣果も高い

右(左)への流れの方向が沖へ変わる場所

右(左)への緩く大きな流れを見つけたら、そこを叩きながら移動する

すると、沖向きへの流れに変わる場合がある

これは、離岸流の始まりでもある

沖向きへの流れが強ければ、上記の離岸流のポイント同様で、脇を狙い、沖向きへの流れが緩ければ、全体がポイントになる

離岸流に繋がらない場合もあり、右(左)への流れが波で打ち消される場所もある

そのぶつかり目もポイントではあるが、マズメを過ぎた時間帯では、既に沖に離れるヒラメも多く、1級ポイントとは言えない場合も多い

横の流れが沖に向くポイントはかなり重要

しっかり時間を掛けて叩こう



 

3 波の差

波から海底変化(起伏)を読む

波の立ち上がり方や崩れ方で、ある程度海底の地形を読む事が出来る

特に、初心者でも分かりやすいのが、波が立ち上がる場所

何度も波を見ていると、ある一定の場所で波が立ち上がるのが確認できる

そこは、沖から入った波が、浅くなる海底に当たって、ぐっと持ち上げられて波が崩れる場所

満潮時などの、ある程度水深がある場合は、突然波が持ち上がる場所

その前後は、海底が浅くなったり、深くなったりしている海底変化のある場所で、波の立ち上がる(持ち上がる)場所は、しっかりと沖目からルアーを通したい

釣れるポイントを見極めるコツ

ピンポイントに見ずに広い視野で見る

ヒラメはタイトにポイントに付く魚ではなく、怪しいポイント周辺を狙う事になる

スリットや流れを狙うにしても、数センチ、数十センチを狙わないで、怪しいポイントを発見したら、10m程度を広い範囲で探っていく

このやり方だと、ルアーをキャストする回数も必然的に多くなり、比例してヒラメのヒット率も上がる

広い範囲を集中して探る事で、ピンポイントで釣れる細かいポイントが分かるようになる

ただし、ピンポイントで分かるようになったとしても、周囲10m程度の広い範囲は必ず探るようにしよう

遠浅サーフは止水ではないし、流れや波も数秒で変化する

ピンポイントで通したつもりも、かなり外れる事も多く、ピンポイントを狙うにしても、数投で終わらず、場所を変えながら同じ場所を攻めるようにしている

色々な条件が複合して絡んでいる

水深の差・流れの差・波の差 この狙うべきポイントも、それぞれ独立してある訳ではない

それぞれが、複合してポイントとして存在する

例えば、水深の差があれば、その高いところから低いところへ水が落ちていく、その落ちていく動きは、水の動きであり、その上に波が入ってくる

水深の差で良いポイントだと判断しても、そこには流れが出来ており、波も入ってくる

それぞれの攻め方を覚えて、攻め方も複合に攻める

これは、キャストする回数や、攻め方でルアーチェンジをする事で、キャスト数を上げ、ヒラメのゲット率も上がる

ハッキリした離岸流が出ている場所は、確かに攻めやすいが、他のアングラーも既に攻めている可能性が高い

個人的には、それぞれの小さな変化が複雑に絡んでいるようなポイントが好ポイントだと思う

逆に言えば、ただ流れている離岸流は、何の変化もなく波が立ち上がるだけの場所は、良いポイントには見えない

変化を少しでも多く感じられる事は、その分攻め方も増える事になり、ヒラメに出会う可能性も高くなる

色々な条件が絡む複合ポイントで、その規模が大きければ多いほど、各々の条件を好むヒラメが複合して入ってくる

単純に見えるポイントよりも、色んな事を感じるポイントの方がヒラメのいる可能性は高い

怪しい所にヒラメは潜む 見た目で分かるその3つの違い のまとめ

広すぎず、狭すぎず、左右20mくらいをゆっくり見渡して、怪しいポイントをしっかり見つけよう

1 底が暗くなっているところ

2 流れが変わるところ

3 波が違うところ

サーフに立ったら、しばらく海の様子を見て、この3つをパッと判断するようにしている

怪しい場所2、3ヶ所をピックアップし、その間をしっかりと探る

慣れてくれば、怪しい所でバシっとヒラメが出るようになる

こうなると「釣れた」と「釣った」の違いがはっきりするようになるのではないだろうか

どこにいるのか分からない、のは確かだが、闇雲にルアーを投げるのではなく、何となくでも構わないので、ここで紹介した3つの怪しいポイントを見つけて、集中的に叩いてみよう

自分の見立てと釣果が結びつけば、ヒラメの釣れる雰囲気まで分かるようになるだろう