ルアーボックスには20個ほど、人によってはもっと沢山のルアーが入っていると思う
その中で、最初に投げるルアーをどうやって決めるか、ある程度決めてある事と目安がある
第1投目のルアーは何を見て、どうやって決めるか
最初に投げるルアーは、様子見も兼ねたものになる
しかし、良い場所に入っていたら、いきなりアタリがある事もある
特にマズメ時のサーフは、意外と足元にまで活性の高いヒラメが入っている可能性も高く、油断はできない
1 日光
日光、要するに、太陽が出ているか出ていないかで、まずはルアーのカラーを決める
これは単純に、日が差している状況では、1投目にナチュラルカラーを選択する
日が差していないマズメ時、曇天の日はゴールドカラーを選択する

2 波の高さ
サーフヒラメでの第1投目から、底層を意識したルアー選択をする
初めての場所では水深が分かりにくいが、確実に見ておかないといけないのは波の高さだ
大体でいいので、波がある場合は、その高さを見る
一番低い位置から、波頭までの高さが波の高さになる
波の高さ1mを基準に、1mよりはるかに高い場合は、潜行レンジが1mより浅いルアーを選択しても意味がない
ここは消去法に近い考えになるが、波の高さより潜行レンジが深いルアーを選択するようになる
波の状況では、最初からメタルジグやヘビーシンキングミノーを選択することも少なくない
波が無い、凪の場合は波の高さを考慮せず、大体の水深の目安を探るべく、MD系ミノーを選択する
3 近距離で狙える
最初のポイントは、足元に近い最も怪しいポイントを狙う
と言っても、フルキャストするのは変わりない
怪しい場所というのも、目に見える範囲で最も足元まで深そうな場所、という単純な判断
岸近くまで入ってきているヒラメは、休息するために入ってくる訳はなく、ベイトを追って入っている可能性が高い
活性が高い、ルアーを見たら1発で食ってくるようなヒラメだ
特に朝マズメはその確率は高くなる
足元がもっとも深そうな場所に立ち、上記の1、2を考慮したルアーを第1投目に投げている
先ほども書いたが、足元を狙う、と言っても、しっかりとフルキャストして沖目にいるヒラメも普通に狙おう
足元が深いポイントは、沖目からヒラメ追って入りやすく、ヒラメがアタックするポイントも足元までチャンスが広がる
こういうポイントは、同じ場所でヒラメがヒットする場合も多いが、恐らく足元に群れているのではなく、沖目のヒラメが足元までルアーを追ってきやすい、という理由ではないかと思う
最も迷うのが2投目であるという事
第1投目から答えが出れば問題ないが、90%以上何事もなくルアーが帰ってくる
実は、最も次の2投目に迷いが生じる
今のルアーでいいのか、今のレンジでいいのか、それを考えながら、そのまま第2投目を行う
ヒラメが釣れる、この答えまで、永遠に迷いと葛藤とルアーチェンジの繰り返しになる
まとめ
第1投目に投げるルアーを決める目安は、現場でいきなり迷わないように簡単に考えている
まずはカラーを簡単に選び、次にレンジが底層になるように合わせる
あとは見える範囲で足元が深そうな場所まで歩き、そこで第1投目をキャストする
そして、2投目以降のルアーにどんどん迷いを生じる
その準備段階として、第1投目に変に悩んだり勘ぐんだりしないように、簡単に考えよう(笑)