ルアーの動かし方

ルアーが動くのは、キャストしてリールでラインを巻き取る動作によるもの

ルアーが泳ぐことをリトリーブという表現をする事が多いが、これもリールを巻いて行く動作によるもの

サーフでのルアーの動かし方と、ルアーの基本的な動かし方を簡単に説明

ルアーの動かし方(リールの巻き方・ルアーのリトリーブの仕方)

1 タダ巻き(ストレートリトリーブ)

ルアーの動かし方の基本中の基本であり、ヒラメを狙う場合、99%これだけで釣れる

これは簡単であり、実に奥深い

普通にルアーをキャストし、そのままリールを一定のスピードで巻く

ルアーは一定のスピードで泳ぐ

これがタダ巻き

しかし、ここでタダ巻きの奥深さを知って欲しい

ルアーが一定調子で向かってくる間に、しっかりとルアーから感じる情報をリールのハンドルで感じる事が大事だ

タダ巻きしてる途中で、横からルアーに流れが当たる、沖向きの流れに入り、ハンドルが重たく感じる

そういう情報は、ルアーを無駄に動かしてると感じ取れない

後述するルアーの動かし方は、あくまで対ヒラメというものではなく、単にルアーの動かし方の種類

常に指先に集中して、より多くの情報をタダ巻きから得られるように、しっかりとタダ巻きを極めて欲しい

サーフでのタダ巻きのコツ

サーフでは、前後左右、波による流れが複雑に当たる

タダ巻きの基本は一定調子のリーリング(リールを巻く)動作ではあるが、ハンドルが重たくなったりしたら、少しだけスピードダウンしよう

逆に、ハンドルが急に軽くなったら、ルアーの抵抗を感じられる程度に巻くスピードを上げる

 

ハンドルが重たくなった場合は、ルアーに流れによる抵抗が強くなっている場合

沖向きの流れに入った場合が多く、ルアーにかかる抵抗が強くなりすぎると、ルアーが暴れてバランスを崩す

このバランスを崩す瞬間にヒットする、という説もあるが、ヒラメの場合、ルアーが安定して動いている方がヒットしてくる確率は高い

ハンドルが重たく感じたら、ほんの少しずつ、巻くスピードを落として行こう

そういう場合は、ルアーからブルブルと抵抗が伝わっているハズだが、その抵抗が少し弱くなるくらいがちょうどいい

あまりに抵抗が強い場合は、ハンドルを巻かずに少し止めて待つのもいい

その加減は気にして何度もリトリーブしていくうちに自然に身に付く

 

ハンドルが軽く回り、ルアー抵抗が軽くなる時があるが、これは沖からの波にルアーが押されている証拠

ここでラインが緩んでると、単純にアタリが伝わりにくくなり、ヒットを感じてもラインがたるんだ分、アワセが効かない

少し早く巻いて、ルアーの抵抗が戻るように調整しよう

馬の背を通り過ぎ、浅いところから手前が深くなっている時によくなる現象だが、この手前の深くなっていくところにヒラメが着いている事も多い

自分の場合は、瞬間的にルアー抵抗が無くなったら、ロッドを少し横に煽りながら動かす事が多い

このやり方だと、無駄に距離を取らずにルアーを流れに追いつかせる事が出来る

何度もリトリーブしていくうちに、こうなる場所やこうなる波の入り方が分かるようになる

そういう場合に、深くなるいいポイントをしっかりと泳がす事が出来る

 

どちらも慣れが必要だが、これができないと、遠浅サーフの複雑な地形と流れを攻略することは難しい

タダ巻きをとことん続けて、流れが強くなったり緩んだりする複雑な遠浅サーフに対応していこう

 

2 ストップ&ゴー

ハンドルを巻いてリトリーブしている途中で、ハンドルをストップさせる動作

ルアーは水中でストップし、食わせの間を作る、というのがこのメソッドの意味

サーフでも時々、これに近い動作をする

前述したタダ巻き編である、ルアーに抵抗が強く加わった場合に巻くスピードを緩める、この動作がストップ&ゴーに近い

なので、タダ巻きで使う動作のうちの一つと割り切って、ストップ&ゴーというものは意識しなくてもいい

 

ただし、ストップの時間を多めに取り、着底させるまでにラインのテンションを保ったままフォールさせる動作は、急深サーフではよく使う

水深のある場所では、ただ単にストップさせるよりも、着底までフォールさせるストップ&ゴーは頭に入れておこう



 

3 リフト&フォール

ロッドを90度近くまで立て、そのまま前に倒していく

倒しながら、緩んでいくラインをリールで巻き取っていく

これはルアー雑誌でも多く取り上げられている方法だが、ルアーが45度上方移動して落ちていく、そいう図が多い

はっきり言って、遠浅サーフでは、いくら一生懸命ロッドを立てても、理想通りの動きにはならない

ほぼ、ストップ&ゴーに近い、ただルアーの動くスピードが少し上がっては、止まる、の動作を繰り返すだけになる事が多い

疲れるだけで、脳内と動きが大きく違ってるのが、遠浅サーフでのリフト&フォール

あまりこだわる必要がないルアーの動かし方だ

 

4 連続ジャーク

ロッドを強く横に煽り、ルアーを素早く移動させる

ロッドを真っすぐ前に戻し、また強くロッドを横に煽る、これを繰り返すのが連続ジャーク

ロッドを縦に煽る方法でも、横に煽る方法でもいい

ロッドを戻す時に、素早く動いたルアーが急にストップして少しフォールする

これは、青物に非常に効く動かし方で、実際ネイリ(カンパチ)狙いのショアジギでは、これだけやれれば釣れる

遠浅サーフでは日が照っているような場合に、フラッシングを強く発生させたい時に使う

何回かヒラメを釣った事があるが、例えばアタリがあったのにその後反応がない時なんかに使うと反射食いを誘う時もある

ヒラメ相手には、そんなに使うやり方ではないが、タダ巻きで飽きが来たら、時折入れるくらいの動作として覚えておこう

 

5 低層スロー

最後になったが、今一番多用するルアーの動かし方

ヘビーシンキングペンシルを着底させて、ルアーの抵抗感を感じる最小限の遅さでゆっくりとタダ巻きする方法

底近くをノタノタとルアーが動くイメージで、デイゲームで低層スローを始めて、格段にヒット率が上がった方法が低層スロー

もともと、タダ巻きで色々と変化を感じられるようになってからの釣果であり、ゆっくり巻いてるだけでなく、はやり指先には色々な抵抗や流れを感じ取りながら巻いている

調子がいい時は、ヒラメの気配まで感じる事も出来るが、これは単なる勘違いかもしれない(笑)

タダ巻きを基本に、リップの無いヘビーシンキングペンシルで色々な抵抗感を感じるようになれば、低層スローは相当力を発揮する

 

ルアーの動かし方のまとめ

サーフでは、タダ巻きだけでヒラメは釣れる

時々変化を入れる程度で、他の動かし方を覚えておく事に損はないが、とにかくタダ巻きを極めて欲しい

タダ巻きでないと、色々なルアーの動きも感じ取る事ができないし、無駄なロッドの動作はヒラメのヒット率を下げる事にもなる

ヒラメは鼻先を通るルアーはまず食ってくると考えておけばいい

タダ巻きは簡単な動かし方であるが、最も難しく、最も多用する、最も重要な巻き方であると認識しよう